いつも通り更新の遅れてるコラムがやってきましたよ。
”LENZ”の試写会も4日後になりました。現在は編集の呪縛から解放され、完成したDVDの映像、サウンドのチェックをひたすら繰り返しています。
それに来月発売のトランスワールドの特集や11月発売のシークレットカット特集の制作も平行してます。
そして12月発売予定の"LENZ サウンドトラック"の制作もね。そうそう"LENZ"の発売日が11/6になりました。
作業が遅れている訳ではないが、色々とありましてね。
今回はスケートに関係ないが俺にとって重要な事なんで、あえてここに書き残したいと思いました。 先月の16日、8歳からの幼なじみが自殺した。知らせを聞いた時、頭が真っ白になったけど実感がまるでわかない。
奴と最後に会ったのは亡くなった一ヶ月前で、メールのやり取りもしてたし、なにより元気そうだった。
最後に話した内容だってすごくポジティブで明るい話だった。
感傷に浸る暇もなく、仲間と支度をして奴の田舎である鳥取に車を走らせた。久しぶりに会った親御さんと挨拶を済ませると、
もうこの世にはいない奴と顔を合わせた。今にも目を開けそうなな程に奇麗な顔をしてるもんだから、できるだけそばにいて
仲間と一晩中泣いた。葬儀が終わり、出棺され、火葬場に行き。最後まで見届けた。自殺の理由はわからない。ただあいつが
いつも自分のやりたいこと、やるべき事を模索してたのは知ってた。
たまにふらっと俺ん家や事務所に現れて、次はあのアーティストがサントラを担当する事になったとか、次のビデオはこんな
感じでハイクオリティになってるとか、俺の近状をうれしそうに聞いていた。
その反面、自分がうまく動き出せない事にすごく葛藤してたんだろう。奴は天才で、何をやらしてもすぐにこなしてしまうような
器用な奴で、とっかえひっかえ色んな事にチャレンジして本当の自分を探していたんだと思う。
天才は早死にするってのは本当だな。 ごめんなノブ。俺は自分のプロダクトで頭がいっぱいになって、お前がそんなに悪くなってるなんて気付かなくなってた。
もっと時間を作ってお前と話が出来たらこうならなかったかもしれないな。あの時圏外でお前の電話を出れなかった事が一生の心残りだ。
今更どう思っても遅いのはわかってる、だから残された俺等はお前の事を1日も忘れずに生きてゆくよ。ありがとうなノブ。 あとお前がずっと楽しみにしてくれてた"LENZ"がとうとう完成したぞ。プレミアは4日後。天国にいるお前にもガッチリ届くような
俺の最高傑作だ。大好きだった煙を吸いまくってゆっくり楽しんでくれ。 R.I.P.....Nobuhito Kusakari TIGHTBOOTH PRODUCTION DIRECTOR SHINPEI UENO 2009/9/17 |