今年ももうすぐ終わろうとしてる。
皆さん今年はどんな年になりましたか?良い事も悪い事もあったと思います。
毎日人生は更新されて行き、停滞はするものの、日常は少しずつ変化して行く。
皆さん、やりたいことはできましたか?やりたいことは見つかりましたか?言いたい事は言えましたか?
言わなきゃならない事を伝えましたか?のんびりしていた人も、切磋琢磨していた人も、来年はどうなるのでしょうか。
来年こそは、のあなた、そうです。来年こそはやりましょう。
来年は俺らも新しい作品を発表出来そうです。
ずっとスケートボードと一緒にいて、何か表現したいと考えて、チームを作って、ビデオを作ってと、今までやってきた。
スケートを始めて10年になる。始めは自分たちの存在価値を問うため、がむしゃらに自己表現に執着してきた。
それが今まで俺が作ってきた作品達だ。2007年に出した "D.B.I" (DIALOGUE BETWEEN INSIDERS)はその集大成でもある。
そこで俺が学んだ事は、”好きな事を好きな奴らとやって行く事とその難しさ”だ。
ほとんどの人は知っていると思うがD.B.I発表の後にチームメイトである福田陸法と内海秀文がチームから抜ける事になった。
まあバンドでよくある”音楽性の違い”みたいな物かな。もっと簡単に言えば、俺と一緒に居るのに疲れたのかな。
俺はチームをやる以上は、”一致団結”が最低ラインだと思うから俺と同じバイブス、いわゆるモチベーションの共有をしたかったんだが、
あの二人の場合はそれができなかった。もちろん俺にも原因はあるし、彼らにもだ。
俺は求めすぎていて、彼らはそれに答える力不足といった感じ。
福田陸法とはスケートを始めてからずっと一緒に居たから、彼がシーンから消えたのはなんだか不思議な感覚。
今では彼も一時の父として、新たな生活を送っている。
俺は10年間”スケートチームの中の上野伸平”としてスケートに接してきて、10年経った今、変化に気付きだして来てる。
本当に俺がしたい事とは、単純にスケートチームとしての優劣を表現するのではなくて、もっと大きな物、スケートボードの素晴らしさ、
格好良さ、スケーターの仲間意識、クラブミュージックの高揚、大きく言ってしまえば平和的映像表現。
それをスケートボードの映像作品とするなら、TIGHTBOOTHというCREWを使った映像表現では物足らないんだ。
俺の周りには少なからず”良いスケーター”や”良い音楽アーティスト”、”モーショングラフィッカー”、がいるから十二分に俺の表現はできる。
数年前には分からなかった事だが、今自分に正直に問うと、俺がやりたい事はそういうことなんだ。
10年前にスケートを始めた俺が仲間を集めて始めた"TIGHTBOOTH"というチームはもっと多くの素晴らしい表現の為に、もっと多くのやばいスケーターの為に、
俺の作る物を評価してくれる人の為に、そして俺の相棒達や、幼なじみ、家族の為に、"TIGHTBOOTH PRODUCTION"へと進化するんだ。
次回作は"TIGHTBOOTH PRODUCTION"渾身の一作目。スケートと音楽と映像を愛する人達の為に。